前回までで、よく使うコードはほぼ弾けるようになりました。
今回は、よく使うコード編のラストです。
今回のコードを覚えられたら、だいたいの曲は弾けるようになります。
頑張りましょう!
F
「エフメジャーコード」という名前です。
「エフメジャー」、「エフ」と言われます。
最難関のコードです。
ギターをやる人にとって、「最初の壁」だとよく言われています。
このコードが弾けなくてギターをやめてしまう人もいます。
ですが、このコードが弾けるならもう怖いものはありません。
頑張って弾けるようになりましょう!
人差し指はまっすぐのばして、1フレットの1弦から6弦までをおさえます。
中指で3弦2フレット、薬指で5弦3フレット、小指で4弦3フレットをおさえます。
人差し指がむずかしいだろうと思います。
人差し指で鳴らす弦は、1弦、2弦、6弦です。
人によって、どう意識したらおさえやすくなるかはちがうのですが、
1弦と2弦の音を鳴らすことを強く意識するとうまくいくかもしれません。
親指と人差し指のつけ根で1弦と2弦をはさむイメージです。
人差し指で全部の弦をおさえられるのがベストですが、最初はむずかしいだろうと思います。
まずは鳴らさなければならない音を鳴らすことを意識しましょう!
どうしても弾けないという方は、4弦、5弦、6弦は最低限鳴らせるようにしてください。
この3本の弦が鳴っていれば、とりあえず演奏は成立させられます。
ちなみに、親指をにぎりこんで弾く方法もあります。
中指、薬指、小指はそのままで、人差し指で1弦と2弦の1フレットをおさえ、親指で6弦の1フレットをおさえます。
このおさえ方も覚えておくと良いでしょう。
基本的なおさえ方で弾くのがベストですが、どうしても弾けない場合や、前後のコードとの関係で、こっちで弾く方がうまくいく場合もあります。
B
「ビーメジャーコード」という名前です。
「ビーメジャー」、「ビー」と言われます。
人差し指はまっすぐのばして、2フレットの1弦から5弦までをおさえます。
中指で4弦4フレット、薬指で3弦4フレット、小指で2弦4フレットをおさえます。
6弦は鳴らさないので、人差し指で軽くふれて音がならないようにしましょう。
1弦から5弦まで全部人差し指でおさえないといけませんが、
Fと同様に、まずは鳴らすべき弦を鳴らすことを意識しましょう!
このコードも難しいですが、Fが弾けるならBも弾けるでしょう。
どうしても弾けない場合は、1弦は鳴らさずに2弦から5弦までが鳴るように練習しましょう!
これで「よく使うコード編」は終わりです!
おつかれ様でした!
ここまでに出てきたコードが全部弾けるなら、もうほとんどの曲は弾けます。
実際に曲を弾いて練習していきましょう!
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