基準となる音の長さを、「拍」と言います。
「拍」を2つ以上集めたまとまりのことを、「拍子」と言います。
心臓の音(心拍)や、脈拍を想像してみるとわかりやすいかもしれません。
鳴っている音が「拍」、その音を何個かおきに区切ったまとまりが「拍子」です。
「拍」は、「一定の間隔で鳴っている音」とも言えます。
また、「拍子」は拍のまとまりの中で、強い拍と弱い拍を作ります。
例えば、「手拍子を3回おきに区切りながら打ってください」と言われたら、
ほとんどの方は1、4、7、10、13、、、回目を強く打って、3回ずつに区切っていることを強調するだろうと思います。
これが「拍子」です。
「拍」を何個かおきに区切って、そのまとまりの中で強弱をつけてくれる「拍子」のおかげで、
私たちは曲のリズムを感じたり、楽譜を書くことができます。
次回は、拍子の種類を解説していきます。
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