【4】ピックで弾いてみよう!~正しいフォームを覚えよう!~【アコースティックギター編】

コードを覚えていく前に、ギターの正しい弾き方・フォームを確認しましょう!

前回覚えたEm7コードを弾きながら、正しいフォームを覚えていきましょう!

ギター コード E Em7コード Eマイナーセブン アコギ 弾き方 アコースティックギター

まずは姿勢です。

座って弾く場合、猫背になりすぎないようにしましょう!

将来ライブに出る予定がある方は、特に弾く姿勢が大切です。

弾き語りでライブ活動していく場合、立って弾かなければならないステージの方が多いです。

座って猫背の状態で弾けるようになっていても、立った状態だと全然弾けなかったりします。

座って弾くときも、なるべく背筋をのばして、立っているときとあまり変わらない状態にしましょう!

ここで注意なのですが、背筋をのばしきる必要はありません。

よく勘違いして、背筋をまっすぐにのばしきってしまう方がいますが、

その姿勢ではギターはうまく弾けません。

「立った状態だと、背筋はまっすぐになってるんじゃないの?」と思っているかもしれませんが、

プロのライブ映像を見てみてください。

ほどよく前のめりになっています。

猫背になっているわけではありません。

座って弾いているプロの方も、背筋をのばしきっているような方はいないと思います。

背筋をのばしきってしまうと、指板が見にくく、手も指も動かしづらくなります。

背筋をのばした状態から、ちょっと前のめりになるくらいを意識しましょう!

人によって体の大きさはちがうので、どれくらい前のめりにするかは個人差がありますが、

私はこれくらい前のめりです。

ギター 姿勢 右手 左手 奏法 アコースティックギター アコギ 弾き方

次は右手です。

今回はピックで弾く場合について解説します。

指で弾きたい方はこちら。

「ピックの正しい持ち方」は、その時代や流行によってコロコロ変わります。

人によって、弾きやすい持ち方は全然ちがったりします。

ですが、基本的にはこれから説明するように持ってください。

手のにぎり方は、たまごをにぎっているようなイメージです。

ギター 姿勢 右手 左手 奏法 ピック 持ち方 アコースティックギター アコギ 弾き方

ねこの手を作るというイメージでも良いでしょう。

人差し指の先にピックを乗せて、親指の腹でピックを固定しましょう!

ギター 姿勢 右手 左手 奏法 ピック 持ち方 アコースティックギター アコギ 弾き方
ギター 姿勢 右手 左手 奏法 ピック 持ち方 アコースティックギター アコギ 弾き方
ギター 姿勢 右手 左手 奏法 ピック 持ち方 アコースティックギター アコギ 弾き方

ぎゅっとピックをつまむのではなく、たまごをにぎっているイメージを忘れず、やさしくピックを持ってください。

アコースティックギターを弾く場合は、ピックの先端をこれくらい出しておくのが良いでしょう。

ギター 姿勢 右手 左手 奏法 ピック 持ち方 アコースティックギター アコギ 弾き方

基本的にはこれくらいピックを出しておき、自分が弾きやすい長さに調節していきましょう!

右うでは、だいたいこれくらいの角度になるようにしましょう!

ギター 姿勢 右手 左手 奏法 ピック 持ち方 アコースティックギター アコギ 弾き方
ギター 姿勢 右手 左手 奏法 ピック 持ち方 アコースティックギター アコギ 弾き方

人によってうでの長さがちがうので、正しい角度は人によってちがうのですが、

ひじの角度は、6弦より上にピックがあるときは60度~70度、1弦より下のときは80度~90度になるくらいがちょうどいいです。

右手は、肩から、ひじ、手首まで、なるべく力を抜きましょう!

最初はどうしても力が入ってしまうかもしれませんが、変に力が入っていると、うまく弾けません。

まずは右うで全体の力を抜くことを意識しましょう!

最後に、左手のにぎり方について解説していきます。

左手のにぎり方は、大きく2パターンあります。

まずはこのようににぎるパターン。

ギター 姿勢 右手 左手 奏法 ピック 持ち方 アコースティックギター アコギ 弾き方
ギター 姿勢 右手 左手 奏法 ピック 持ち方 アコースティックギター アコギ 弾き方

人差し指のつけ根と親指で固定します。

このにぎり方は、色んな弾き方に対応できるので覚えておきましょう!

手の小さい人でも指を広げやすいにぎり方です。

続いて2つ目のパターン。

ギター 姿勢 右手 左手 奏法 ピック 持ち方 アコースティックギター アコギ 弾き方
ギター 姿勢 右手 左手 奏法 ピック 持ち方 アコースティックギター アコギ 弾き方

がっつりネックをつかんでいるみたいですね。

このにぎり方は、手の小さい人にはあまりオススメできませんが、

6弦の音を出したくないときに、親指でしっかりミュートできるにぎり方です。

※ミュートとは、指で軽くふれて弦の振動をおさえることで、鳴らしたくない余分な音を鳴らさないようにすることです。

しかし、このフォームだと指を広げにくく、色んなフレーズにすぐに対応しにくいフォームでもあります。

人によって手の大きさも、使ってるギターもちがうので、

「どちらのフォームが弾きやすいか」、「音がきれいに鳴るか」は人によってちがいます。

自分の手の大きさや、ギターのネックの太さなどを考えて、自分に合うにぎり方を見つけましょう!

ちなみに私は、アコースティックギターでコードを弾くときは基本的に2つ目のにぎり方ですが、フラメンコギターを弾くときは1つ目のにぎり方です。

ピックで弾く場合の正しいフォームについて、解説は以上です。

ある程度弾けるようになったら、自分をかっこよく見せられるフォームを探してみるのもいいかもしれません。

正しいフォームを覚えたら、どんどん弾けるコードを増やしていきましょう!

次回からコードの弾き方を解説していきます。

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