音階とは、「ある規則にしたがって7個の音を並べたもの」です。
文字だけではよく分からないと思いますが、基礎編を最初から読んでいる人は、
実はもう何度も「音階」に出会っています。
「ある規則」はいくつか種類があります。
今回は、基本になる「長音階」を解説していきます。
上段が五線譜、下段がTab譜です。
何度も登場していますね。
「ドレミファソラシド」です。
実はこの並べ方を「長音階」と言います。
基礎編2で「全音と半音」について解説しました。
「ドレミファソラシド」は上のような「全音と半音」の関係でしたね。
「ドレミファソラシド」と同じ全音と半音の関係で7つの音が並んでいるとき、
「長音階」と言います。
※8個の音が並んでいると思うかもしれませんが、
最初と最後は同じ音名なので「7つの音」としています。
基礎編6で、長短系の音程について解説しています。
その音程の考え方を使うと、
「長2度→長2度→短2度→長2度→長2度→長2度→短2度」
の関係で「長音階」は並んでいます。
この関係を保っていれば、最初の音が何であろうと、「長音階」と言うことができます。
例えばこちらをご覧ください。
最初の音は「ファ」ですが、「ドレミファソラシド」と同じ関係を保って7つの音が並んでいます。
したがってこの音の並びは、「長音階」と言うことができます。
※最初の音のことを「主音」と言います。
「長音階」の曲は、明るい響雰囲気になります。
次は「短音階」について解説していきます。
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