前回までで、音程の考え方については理解できたと思います。
今回からは音程の種類について学んでいきましょう。
まずは完全系についてです。
上段が五線譜、下段がTab譜です。
前回までの内容を理解している方は分かると思いますが、
すべて音程は1度ですね。
こちらはすべて4度ですね。
こちらはすべて5度です。
こちらはすべて8度です。
これらの1度、4度、5度、8度は、完全系に分類されます。
頭に「完全」をつけて、「完全1度」、「完全4度」、「完全5度」、「完全8度」と言います。
したがって、下のように書き直すことができます。
8度の音程のことを「オクターヴ」と言うこともあります。
ギターで弾いてみると分かりますが、完全系の音は心地の良い音がします。
※4度の4個目「ファ」と「シ」は完全4度ではありません。
「増4度」と言います。
※5度の「シ」と「ファ」は完全5度ではありません。
「減5度」と言います。
「増」、「減」という種類については次回以降に説明します。
ここまで理解できたら、次は「長短系」です。
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